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お知らせ
2019/07/02
ファンドの状況に関するお知らせ

お客様各位

「船舶艤装品ファンド」および「大型船舶建造ファンド」に関する状況報告


 平素よりトラストレンディングをご利用いただき誠に有難うございます。
 この度、「船舶艤装品ファンド」及び「大型船舶建造ファンド」の貸付先より、ファンド資金によって建造された大型船舶(以下、「本件船舶」といいます。)が完成し、事業に投入するための最終手続きに入った旨の連絡がありましたので、現在の状況ならびに今後の対応について下記にご報告申し上げます。


1. 現在の状況

 本件船舶は中国での船体建造を経て、韓国の海運会社の管理のもと艤装品の組込みや整備を行ってまいりました。「大型船舶建造ファンド」の募集当時の予定では、日本国内での船舶登記手続きを完了後に貸付に対する担保として根抵当権の設定を行うこととしておりましたが、完成にまでに長期間を要することとなったため、2018年12月、建造中の本件船舶に対して極度額11,500,000,000ウォンの根抵当権を設定しており、本件貸付には、既に担保が確保されております。
 2019年6月末日現在、本件船舶に対する工事や整備は完了しており、造船会社及び海運会社との最終決済、韓国における輸出手続きならびに日本側での受入れに関する各種調整が行われております。
 なお、「船舶艤装品ファンド」および「大型船舶建造ファンド」については、これまで利払いの延滞等はなく、6月分の利息も受領しておりますので7月10日に分配を実行する予定です。



2. 今後の対応

 韓国からの出港にあたっては、韓国での船舶仮登記を抹消する必要があり、それに伴って上記1に記載の船舶根抵当権(本件貸付の担保)も解除致します。日本側の受入れ調整によって全体スケジュールが確定しますので、そのスケジュールに則って当社スタッフも現地に赴き、根抵当権の抹消手続きに立会います。
 当然のことながら、日本側での受入れ後には、当社を第一順位とする船舶根抵当権を改めて設定すること、および本件船舶が事業に投入されるための各種条件を貸付先と合意しております。なお、当該合意の内容については、船舶根抵当権を一時的に解除することにより生じる本ファンドのリスクを担保する目的で、公正証書を作成しており、貸付先に債務の不履行があった場合には当社が貸付先に対して強制執行を行える効力を持たせております。日本側で受入れた後は、国内の船舶検査や航行に関する許認可関連、船籍取得、所有権保存登記等の手続きを経て、当初の予定通りに沖縄県における公共事業へ投入され稼働することとなります。


今後の具体的なスケジュールに関する確認が取れしだい、出資者の皆さまに改めて進捗をご報告致します。
以 上
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